こんにちは、フェアステックの丸山航平です。
今回は毛髪強度測定器を買ってみました。
毛髪強度測定器を買った理由は?
最近、新しいトリートメントやカラー剤・縮毛矯正剤などを導入しています。
毛束などで実験してモデルさんなどで効果を確かめてから
お客様に徐々に提供しているのですが、
商品の良し悪しって美容師の感覚だけで判断されるものですよね。
髪の太さや強度などもその美容師目線での感覚です。
そんな状態だったので、できる部分は数値化してみようと思いました。
そこで調べてみたら、こちらの毛髪強度測定器ヘアアナライザーが見つかったわけです。
発売元はハホニコ 価格39800円 商品名 ヘアアナライザー
左(画像)髪の太さを測定 右(画像)強度を測定
日本人の髪の平均的な太さって??
さて、日本人の平均的な髪の太さは0.08 欧米人は平均0.05
日本人って欧米人と比べると太いですよね。
生えている部位によっても太さはかわります。
前髪付近や天頂部や後頭部でも太さや強度が変わります。
また毛髪1本1本は丸くなっているというより、
楕円形だったりくせ毛に至っては部位によって膨らんだりへっこんだりしています。
自分もお客様を担当していてその中から髪の平均値を感覚でアドバイスしたりしていたのですが、
今回測定器で測ってみて感じたのは平均よりズレあるなーって事でした。
いつのまにか自分の担当するお客様の髪が硬い人や剛毛が多くなっていたので知らず知らず
自分の中で平均が上がってしまっていたのではないかと。。。
今後はこちらを使いながらカラーやトリートメントの実験をしていきます。
太さを測る測定器はすぐ使えるのでお客様で気になる人は是非お声がけください。
すぐ測れます。
自分の髪の本当の太さがわかりますよ
毛髪強度測定器の使い方は
調べた際に情報が少なかったので説明書の写しをこちらに書いておきます。
気になる方は読んでください。
ヘアアナライザー取扱説明書
1.特徴
◯毛髪管理の基本となる毛髪の太さ、及び毛髪の強度の測定ができます。
◯太さ計は手持ち測定もできますので、毛髪の根元、中間、毛先と部位を分けて計れます。
◯毛髪の太さ、強さを数値的に測定できますので、お客様の髪の状態にあわせたケアができます。
使用電池 強さ計 単4×4本
太さ計 ボタン電池 SR44×1個
(太さ計の電池寿命は約2年ですが、精密機器ですので電池交換時に校正をあわせて行うことをお奨めします。販売店にご相談ください。)
1 ) 引っ張り強さ測定
(準備)
電源ボタンを押すか固定部クランプを奥に軽く押してください。
測定したい毛髪を固定部クランプを引っ張って、溝に巻きつけクランプを放して毛髪を固定し、金属に一周巻いてください。(より正確な測定ができます)
次にもう一方を巻き取り部クランプに上記と同じ要領で固定します。
(計測)
電源ボタンを押して、表示を「0」にしてから巻き取りつまみをゆっくり手前に回してください。
毛髪が切れたら表示はストップします。これが毛髪の強度になります。
(終了)
電源オフボタンを押して、電源を切ってください。測定した毛髪はクランプより取り除いてください。(次回測定が正確になります)
注: 電源ボタンを押すだけでなく、固定部クランプを奥に押すと電源が入るので電池の消耗に注意してください
2 ) 太さ測定
太さ計は電源をONして測定クランプに異物がないことを確認してゼロ設定をしてくだはい。操作レバーを押すとクランプ部が開きます。毛髪をクランプして操作レバーを戻してください。毛髪の太さが表示されます。
手に持って測定したり、ジョイントをセット(A)や(B)に固定して計ることもできます。
ご使用の前に
◾︎次のような場所には置かないでください
⚫︎直射日光を受けたり、暖房器具などに近い等高温になる場所。
⚫︎湿気やホコリの多い場所。
⚫︎振動や傾斜のある不安定な場所。
⚫︎アルコール類やスプレー式の殺虫剤など、引火性のものに近い場所。
⚫︎雨などに濡れる恐れのある場所。
◾︎修理・アフターサービスについて
⚫︎修理・アフターサービスについてはお買い求めの販売店にご依頼下さい。
尚、サービスマン以外の方はセット内部の修理を行わないで下さい。